アイドルイベント「IDOL CONTENT EXPO」とダイキサウンドが共同で、5月3日~5日の3日間「IDOL CONTENT EXPO @品川インターシティホール supported by ダイキサウンド」を開催した。
今回は、1日目のライブレポートが到着。この日登場した33組のアイドルの中から、特に大きな盛り上がりを見せたライブステージを紹介する。
まずは、今年新たに7人編成となった『夢みるアドレセンス』。この日は5人で登場し、「恋のエフェクトMAGIC」でライブスタート。2曲目の「おしえてシュレディンガー」では一気に会場を盛り上げ、客席のファンもペンライトを高く掲げて盛り上がった。
3曲目の「メロンソーダ」はさわやかな曲調で、サビの印象的なダンスを真似るお客さんも。その様子にメンバーも「みんなありがとー!」と応えた。
そして最後の曲は、昨年リリースした「アクセラレーター」。カッコいい歌とダンスのパフォーマンスでライブを締めくくった。
最後のMCでは、「私たちは3日目の大トリをつとめます! ぜひ遊びにきてください!」と呼びかけ、客席から歓声が起こった。
続いては、「3000年に一度の正統派アイドル」でおなじみ、アイドル界隈での注目度が常に高い『SAY-LA』。ライブは「YES, 肯定ペンギン」でスタート。タオルを振り回すパフォーマンスが印象的で、お客さんのかけ声はマスク越しにも関わらず会場に大きく響いた。
2曲目はタイの姉妹グループ『SIAM☆DREAM』の楽曲「LOVE DICTIONARY」をカバー。途中、メンバーが「もっと声出してください!」と客席をあおると熱気がさらに高まる。
途中のMCでは「みんな、立って立って!」と声をかけて、スタンディングで楽しめるようにお客さんを誘導。そしてライブ後半は「ボロボロ・ボロネーゼ」「I LOVE YOU」で会場は大きく盛り上がった。
ライブを終えると、メンバーが客席に向かって「またあとでねー」と声をかけて特典会へ向かった。
続いては、「赤ずきんちゃん」をコンセプトに今年2023年3月にデビューした8人組アイドル『ルージュブック』が真っ赤な衣装で登場!
ライブは「限界カモフラージュ」からスタート。ラスサビでメンバーが「大好き!」と叫ぶと、客席から歓声が上がった。
そして「ルージュブック~序章~」「Dreamintales」など、ストーリー性のある歌とパフォーマンスを披露。
そしてライブ後のMCでは「3月15日にデビューした、赤ずきんちゃんがコンセプトのアイドルです」と自己紹介。そして10秒間客席からの写真撮影タイムを設けて、「#ルージュブック を付けてツイートしてください!」と呼びかけた。
続いて、7月16日にZepp Shinjukuで過去最大のワンマンライブを控える『Gran☆Ciel』がゴシック調の衣装で登場。
1曲目の「願いYou I」でライブがスタート。MCでは「私たちはIDOL CONTENT EXPOに3日間とも出演します!」「みんなまだまだ動けると思うので、ダンスを真似して楽しんでください!」と客席のボルテージを上げた。
そしてライブ後半、今年5月23日リリースのSPYAIRのUZが手掛けた新曲「Yakusoku」から始まり、「Message!」「虹」を披露。
この日はメンバーの望月希美奈が欠席で6人のパフォーマンスとなったが、様々な曲調の歌とダンスで会場を盛り上げた。
続いて、可愛らしい曲とキレのあるダンスに定評のある『Luce Twinkle Wink☆』のステージ。
ライブ1曲目はテレビアニメ『ゲーマーズ!』の主題歌「Fight on !」からスタート。アニメソングとアイドルソングの魅力を兼ね揃えたパフォーマンスで盛り上げた。
MCでは、「IDOL CONTENT EXPO 3デイズの1日目、大切な日なので頑張ろうと思います!」と意気込みを見せた後、客席に向かい「みなさんよかったら立って下さい! よかったらというか、ぜんぜん立ってください!」と笑って、楽しみやすい雰囲気を作りあげた。
そんな中、ライブ後半は「Password」「刹那ハレーション」で盛り上げ、最後はテレビアニメ『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』の主題歌「1st Love Story」を披露。ペンライトを手に踊るお客さんが多く、後ろに立ち見が出るほどの盛況となった。
続いて、2010年から活動するエイベックスのアイドル『SUPER☆GiRLS』が2023年からの第6章メンバーで登場。
ライブでは、「スイート☆スマイル」「MAX!乙女心」と代表曲で会場を盛り上げる。
そして3曲目には今年2023年7月12日リリースの大塚愛が手掛けた新曲「リボン」で会場を盛り上げた。そして「Summer Lemon」「☆マカロニマカロン☆」とさわやかで夏を先どったステージで観客を楽しませた。
リーダーの阿部夢梨が欠席のなか、スパガらしいさわやかなアイドルソングで盛り上げた。
続いて、音楽プロデューサー・ヤマモトショウによる質の高い楽曲が注目されている静岡発のアイドル『fishbowl』。
ライブは「観察」「平均」「熱波」「半分」「完食」「猛獣」をワンコーラスずつのメドレーで披露。最後には前半でワンコーラスだけ歌った「平均」と「半分」の後半部分を再び披露する、変わった構成のライブとなった。
持ち時間のすべてを歌とダンスに特化したパフォーマンスでMCがなかったため、「メンバーの話が聞きたい!」と感じたお客さんが多かったのか、ライブ後の特典会に足を運んだファンが多かった。
続いては、今年2023年4月28日から新メンバーの凪咲楓・神崎ひな・朝比奈さくらを迎え新体制となった『まねきケチャ』。
ライブは「カクカクシカジカ」「妄想桜」と初期の楽曲を新体制で披露。
MCでは新メンバーの初々しい挨拶を客席が温かく見守った。そしてライブ後半は今年3月20日に行われた卒業記念公演で発表された「壊れたままで」を披露。そして「ありきたりな言葉で」でライブを締めた。
そして1日目のトリを務めたのは、YouTubeチャンネル「URA-KiSS【うらきす】」が絶好調のアイドル『KissBee』。
ライブは「君に夢中」「LOVEすぎて死亡っ!!(仮)」でスタート! この日最後のライブということで、ライブパフォーマンスに対して客席も全力で応える。
MCでは「盛り上がってますかぁ!?」と客席に呼びかけ、「イエーイ!!」と歓声があがる。
そしていよいよライブ後半。「繋がれDREAM」「駆け出せBravery!!」で観客を盛り上げた。
最後のMCは、「遅い時間ですが最後まで観てくださって、盛り上がっていただいてありがとうございました!」と大きな感謝を伝えてフィナーレを迎えた。
今回は各アイドルグループのライブステージの後に、物販&メンバーとお話ができる特典会も盛況だった。「新規のお客さんは無料で1枚チェキが撮れる」といったサービスもあったからか、ライブ会場と物販コーナーを忙しく行き来する人も多く見えた。
3日間にわたって行われた今回のイベントは、5月3日に最高の形でスタートした。「IDOL CONTENT EXPO」の歴史は長く、幕張のイオンモールで行われる無料ライブから始まった。コロナ禍で無料ライブを続けることが困難になったときも、配信ライブに形を変えてイベントを続けてきた。そして今回は配信のない会場のみのライブとなったが、ゴールデンウィークという時期もあってか地方からもたくさんのお客さんが「品川インターシティホール」に訪れた。
そして、コロナ禍で配信ライブ・有料ライブに形を変えて続けたきた「IDOL CONTENT EXPO」がイオンモール幕張新都心に帰ってくる。2023年6月10日(土)、11日(日)に「IDOL CONTENT EXPO@イオンモール幕張新都心supported by ダイキサウンド~およそ3年半ぶりの開催!!ついに帰ってきた!!伝説の幕張大無銭祭!!!~」が開催予定だ。